肺がんステージ3bとの闘い(1)

2021年2月、主人が43歳で肺がんになりました。肺腺がんステージ3b。リンパまで転移していて、手術は不可。今(2021年10月)も闘病中です。病気がわかってから6ヶ月以上経って、やっと話せるようになりました。主人との記録を残していきたい気持ちと、同じ病気の人やその家族の方々に少しでも役に立てたらと思い、ブログに書くことにしました。

さて、何を書こうか?どうやって書こうか?う〜ん・・・。
まずは発覚から今現在までの出来事やその時の気持ちを書こうかな。正直、ショックと忙しさと不安であまり覚えていないので、当時の日記や手帳を見返しながら書きますね。

2020年ガンが見つかる前の幸せな日々

主人の5年続いたうつ病が、やっと改善して薬も減ってきた。数年前に見つかった喉のポリープも何故か消えたし、いろんなことがいい方向へ向かっている!これからだね!!!厄年もすぎたし、良いことたくさんあるよ!と思ってた。平和だったなぁ。ずーっと前のことみたい。

コロナ禍で毎年受けている人間ドックもどうしようか?今年は受けるのやめる?と悩んでた。結局、12月ギリギリに行くことに。今思えば先延ばしにせずにもっと早く行けば良かった・・・。

人間ドックの後はのん気に娘の幼稚園を延長して、オーガニック野菜のレストランでランチを食べたり、デートをして、「あー幸せ^^」と浸ってた。結果は年明け、大丈夫でしょ!

クリスマスがあってお正月。コロナ禍なので初詣には行かず、家でのんびりステイホーム。娘がおせちをたくさん食べて大好きになったり、みんなでトランプやすごろくをして遊んだり、すごく楽しかった。ここ数年は主人のうつ病で大変だったから、「なんて幸せなの?あ〜幸せ^^このまま続けばいいなぁ」って言って噛み締めてたら、主人が「え、俺死ぬの?」って聞き返してビックリ!?「何言っているの?」って怒って笑ったり、本当に家族3人であったかい時間を過ごしてた。

2021年1月人間ドック再検査

1月、人間ドックの検査結果が届きました。血圧もギリギリ。ちょっとメタボ気味(苦笑い)

あれ?肺に影?「再検査、CTを受けてください。」何だろう?

主人は子供の時に肺気胸になったのでその後かな?程度にしか思っていなくて、お医者さんのお友達に聞いても、「年齢も若いし大丈夫なんじゃない?でも、再検査は行った方がいいよ。」と言われ、軽い気持ちで1月末に再検査へ。再検査はCTを撮るだけだったのですぐに終わりました。結果は2月8日。

肺の再検査の結果と検査入院

2月8日再検査結果が出る
再検査の結果を聞きに主人が病院へ。なかなか帰ってこないので心配していると、疲れた顔で帰ってきて、「左肺に1〜2㎝の影があって、もっとしっかり検査しないとわからないらしい。で、組織取るから検査入院することになった。まだはっきり言われてないんだけど、やばそう。」と。

入院!?やばいって何が?え?病気なの?肺気胸の後でしょ???

もう頭の中が不安と心配でパニックでした。だって、前日まで娘と自転車で走りまわっったり、公園へ行ったりしてたのに・・・。めちゃくちゃ元気だったやん。その時はまだガンとは思わず、良性の腫瘍だよね。と楽観視してた。ポジティブ思考って言えばそうだけど、認めたくなかったんだろうね。悪く考えると本当になってしまいそうだし、主人のうつ病が悪化しないかとも心配だったので、できるだけ平常心でいるように気をつけてた。でも、震えてた。

2月10日検査入院
1泊2日の検査入院。結果は退院の時には聞けず、「リンパもあやしいので、PET検査と脳のMRIも撮ることになった。」と。PETって何?初めて聞く検査名だったので、すぐにネットで調べた。ガンの転移を調べる検査。「ガンかもしれないってこと?」嘘でしょ?でも、大丈夫。大丈夫。大丈夫。落ち着こう。

娘も何かを感じ取っているみたいで、不安そうにしていた。教えてもらえないのが寂しそうでしたが、伝えて良いものか悩んでたので、この時は何も言えなかった。

肺がん告知とセカンドオピニオン

2月19日告知
主治医からご夫婦で来てください。と夕方に呼ばれました。夕方・・・。診察が終わっている時間帯。しかも夫婦で。嫌な予感しかしない。待合室で主人と無言で手を繋いで待ちました。

肺腺がんステージ3b

告知されました。

ステージ3b。リンパにも転移している。手術はできない。

ステージ3b、ステージ3b。ステージ3bって。

頭が真っ白になっていたので、とにかく後で見返せるように必死に先生の説明と今後の治療計画をメモの取りました。娘はまだ4歳。パパが大好きな子。そう思った瞬間、涙が止まらなかった。泣かないと決めていたのに。情けなかった。主人は冷静に先生の話を聞いていました。後から聞くと、隣で号泣してたから泣けなかったと。ご、ごめんね。

治療計画

  • 根治治療を目指して、抗がん剤と放射線を組み合わせた治療を4週間×2クール(入院)
  • その後、見えない部分の転移も消すことを目的に、免疫阻害チェックポイント薬を2週間ごと1年間(通院)
  • 主な副作用は、脱毛、下痢、吐き気、肺炎、喉が痛くなる、嗅覚異常、骨髄抑制など。
  • 先生曰く、不幸中の幸で、リンパの転移場所がよかったので、放射線治療ができると言われました。放射線ができると何が良いのかというと、根治治療ができると言うことでした。しかも、体への負担んが少ない当て方ができる場所だと。ガンの位置が少しでもずれていたり、もっと広がっていたら、放射線治療ができなかったそうです。絶望の中に少しほんの少し光が差し込んだように思いました。

    3月2日セカンドオピニオン
    お友達のお医者さんの紹介で、セカンドオピニオンを受けることになりました。主人の病気を伝えると、すごく親身に夜中まで話をしてくれたり、セカンドオピニオンの手配をしてくれたり、本当に助けてもらいました。感謝しかないです。今でも、心配してくれたり気にかけてくれます。

    セカンドオピニオンの先生は主治医ともお知り合いで、とても物腰の軟らかな方でした。知識のない私たちにもわかるように説明してくださいました。やはり、肺腺がんステージ3b。今、現在の治療は主治医の提案が1番であること。成功率は50%(え!?治るんじゃないの?主治医の先生は治すって言ってたし。治す・・・治るではないのか)ここで初めて治らないかもしれないって知った。

    そして、遺伝子変異があること。それもすごく稀なエクソン20で、肺腺がんの2パーセントしかいなくて、今はまだ対応できる薬を開発中であること。もし、主治医の治療が終わり、原発だけが残った場合は難しい手術になるけれど取ることができることなどを話してくださいました。最後に、辛い治療になるので頑張ってください!!のぞみはありますよ!とエールもいただき、少し前向きに考えれるようになった。セカンドオピニオンを受けてよかった。

    主治医の先生、お友達、セカンドオピニオンの先生。本当に素晴らしい方々に巡り会えたこと。感謝しています。この御恩は必ず返していきたいと思います。

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