肺がんステージ3bとの闘い(2)

我が家には4歳の子供がいます。(今は5歳)この子にどう伝えようか?すごく悩みました。我が子ながら4歳児にしてはしっかりしている方。でも、まだ4歳。パパのことが大好きで甘えん坊。何かよくないことが起きていると気づき始めている。

肺がんのことを子供に伝える

パパの病気がわかってからは、娘を幼稚園の延長保育に預けて病院へ行ったり、両親に話したり、入院の準備をしたりして走りまわってた。年少最後の音楽発表会も主治医との説明があって、行けなかった。すごく悲しい思いをさせてしまった。その時、娘の気持ちが爆発したのか、「私にもちゃんと教えて。隠してママとパパだけで話すのは嫌なの。私も知りたい。」と泣きながら訴えてきた。ちゃんと話そう。どう伝えようかとか悩んで先延ばしにしていたけど、今伝えよう。主人とそう決めた。この子はオブラートに包んだ子供向けの話じゃ納得しないだろうなと。

「パパが病気になってしまったの。」
「うん。なんて病気?」
「肺がん。えっと、正しくは、肺腺がんというのね。」
「これがパパの悪いところ?」とママがしまっていたパパの肺に黒ガンが書いてある紙を持ってきた。
(なんで置いてある場所知ってるの?そっかぁ、気にしていたんだね。ずっと話して欲しかったんだね。)
「そうだよ。この黒いところがガン。消えて無くなるようにイメージで消そうね。」
「うん。毎日神様にお祈りする。」

「パパはこれから入院して、病気と戦わなくちゃいけないのね。だから、しばらく会えないけど、ママと頑張ろうね。」
「何で会いに行けないの?パパ帰ってくる?」
「会いたいよね。でも、コロナだから会いに行けない決まりなの。ごめんね。ちゃんと帰ってくるから大丈夫だよ!」
「うん。わかった。」
「これからはチームの一員だよ。よろしくね!」

「私は何をしたらいいの?」
「う〜ん、パパに大好きをいっぱいあげてね。あとは、いっぱい笑おうね。」
「えー、それっていつもといっしょやん!」

泣いたりするかなと思ったけど、しっかり聞いてた。しばらく肺がんの図をジーッと見てたので、大丈夫かな?と思いつつも何も聞かず言わずそっと見守りました。

肺がん治療の入院までの1週間

3月8日に入院が決まり、それまではできるだけ3人で過ごした。娘は毎日甘えてテンション高くて、すごく賑やかで楽しかった。いっぱい笑った。主人は幼稚園へお迎えに行ったり、公園で遊んだり、片付けをしたり、しばらくできないことをやっていた。ふと主人が「もう、こうやって一緒に走ったり、公園に行ったりできなくなるのかな・・・。」と言った。泣きそうになった。軽々しく「そんなことないよ!」って言えなかった。ただ、娘の笑顔が今までと変わらなかったので、余計に辛かった。何で主人が?これは夢?考えると崩れ泣きそうだったから、あえて考えないようにしていた。

夕食を作っていると、娘に「ママ、大丈夫?」といきなり言われて、ハッとした。私、暗い顔していたのかな?ごめんね。反省。

入院の3日前に主治医から連絡があり、「リンパの転移部分が大きくなっているので、微調整のため入院が1日ずれます。」と。1ヶ月で目で分かるほど成長しているの!?怖いんですけど。

主人の病気を両親や兄弟姉妹、娘の幼稚園、親しいお友達に伝えました。まずは皆さんものすごく驚いて、私たち以上に泣き出す人もいました(笑)励ましてくれたり、助言をしてくれたり、情報をかき集めてくれたり、いつでも頼ってねと手を差し伸べてくれたりと。本当にありがたいです。主人は人望があるんだなぁっと再確認しました。ありがとう。

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