天の川って見たことありますか?織姫様と彦星様の話を聞いて聞いてわくわくしながら毎年空を見上げても見えなくて残念。なんてことありませんか。七夕に天の川が見たい人、七夕以外でもきれいな天の川が見たい人必見!bestな時期や方角を紹介しています。そして、雨だと彦星と織姫は会えるのでしょうか?
七夕に天の川が見えるbestな時期
七夕と言えば7月7日ですね。7月7日に天の川を見ようとしたら雨や曇りだった。ということ多くありませんか?それは新暦だからなんです。今の暦だと7月7日はちょうど梅雨時期で雨の日が多いのは仕方のないことですね。
旧暦だと約1か月遅れるので、8月10日前後になります。梅雨が明けて晴れの日が多い夏です。正確には新暦と旧暦の差は22日~45日ほどありますがどちらにせよ夏真っただ中ですね。
そもそも、旧暦から新暦に変わったのは明治5年。それ以前から七夕はあったので旧暦で見るのも間違ってはいないのです。また、七夕の話の一つに、「織姫は三日月の舟で天の川を渡る」というのがあります。
新暦は太陽の周期を元に作られた太陽暦なので月の形が毎年変わりますが、旧暦は月の満ち欠けを基準に太陽暦を取り入れているので月の形は変わらないことから、旧暦の日で見ると船の形の月も一緒に見ることができます。
新暦と旧暦どちらが正しいってことはないので、新暦の七夕に天の川が見れなかったら旧暦の七夕に見てみるのもいいですね。七夕以外にも夏の間でしたらいつでも見ることができます。
七夕に天の川が見える方角や見方
天の川は英語でmilky way。とっても可愛らしい名前ですね。そんな天の川は銀河(星がたくさん集まったもの)です。
詳しく言うと、地球や月のように太陽に照らされた星や太陽のように自ら輝く星(恒星)が数千億個集まって渦を巻いている集まりです。太陽系も銀河の一部だし、もちろん太陽系に属している地球もそうです。ちなみに、地球がある銀河を「天の川銀河」と言います。
天の川は日本以外でも北半球・南半球どこでも見ることができますが、日本での見方や方角について紹介しますね。
見方
- 日が暮れた8時ごろに南を向いて立ちます。
- 真上を見上げます。
星の説明
- 天の川はこの二つに間にそって川のように見える星の集まりです。
- やや東側(左)にある明るい星が「織姫」琴座 の1等星べガ(織女星)で、織姫よりも左にある低い明るい星が「彦星」一等星アルタイル(牽牛星)です。
※都会や住宅地では明るいので見えにくいかもしれません。できればキャンプ場や星がきれいに見える暗い場所がおすすめです。
※西側(右)にある明るい星はうしかい座の星で、すごく明るい星は木星です。
七夕に天の川が雨で見えなくても二人は会えるの?
小学1年生の甥っ子に「雨だと彦星と織姫って会えるの?」って聞かれました。さぁ、どっちなんでしょうか?
正解は、「会える」「会えない」所説あってどっちも正しいのです。
会える説
- 雨でも星は存在するから会える。
- 七夕の雨は彦星に会えた織姫のうれし涙なので、汚れがキレイに洗われるという説。
会えない説
- 少しでも雨が降れば星が見えないので会えない。
- 織姫と彦星が会えば病が流行るという説から、雨で会えないように願う。
- 雨が降ると天の川の水かさが増して織姫月の船で渡れないので会えない。
- 七夕の雨は催涙雨(さいるいう)と言って会えないのを悲しんだ織姫と彦星の涙という説。
その他
- 旧暦で七夕は8月10日前後。干ばつに苦しんでいた人々は雨を願っていた。
私は個人的には会ってほしいし、子どもに話すには会える話をしたいので会える話に1っ票です!
まとめ
七夕の天の川について話してきましたがいかがでしたか?織姫と彦星の話を始めて聞いた幼稚園の頃から数十年たった今でも、七夕の話はロマンチックでちょっぴり切ないですね。二人が幸せに会えたことを祈りながら天の川を見るのもいいですね。
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