「お鍋のコゲは重曹で簡単に取れるよ。」お友達に聞いて試したら、力を入れなくてもあっという間に綺麗になった!それ以降キッチンに重曹は手放せません!特にシンクと排水溝の掃除には欠かせない存在です。我が家でしている簡単な使い方を紹介しますね。
重曹で掃除(キッチンのシンク編)
重曹でシンクを軽くこすって後は流すだけ!クレンザーと違って傷も付きにくいです。水垢の場合はアルカリ性なので、酸性のクエン酸水(水200㏄+クエン酸小さじ1)やお酢を水で薄めたもの(水100㏄+お酢50㏄)でこするとキレイになります。
重曹とクエン酸で掃除(キッチンの排水溝編)
排水溝の掃除にはクエン酸も使います。クエン酸がないときはお酢でも大丈夫です。
- 排水口やゴミ受けのかごなどにまんべんなくたっぷりと重曹をふりかけます。この時、古い歯ブラシで軽く汚れを落としておくとよりキレイになります。
- クエン酸水もしくはお酢をふりかけます。シュワシュワと泡が出てきます。お酢の量が多いと効果が薄れてしまうので気を付けてくださいね。目安は重曹1カップに対してぬるま湯200㏄+クエン酸小さじ2、もしくはお酢1/2カップです。
- 30分~1時間ほどおきます。
- ぬるま湯で流します。
※熱湯を使うと排水溝が痛んでしまうので気を付けてくださいね。
重曹で掃除(鍋のコゲ編)
重曹の使い方で一番本おススメの方法です!沸騰させる方法が一般的ですが、もっと手軽な方法を紹介しますね。
- コゲの付いた鍋やフライパンにお湯を入れてしばらく放置して汚れをふやかします。
- お湯を捨てて、重曹を入れてこすります。(ひどいコゲの場合は、食器用洗剤も入れてこすります。)
ほとんどのコゲはこれで綺麗になります。コゲ以外にもこびりついた汚れやカレーなどのギトギト汚れも取れますよ!
一般的な方法
- コゲの付いた鍋やフライパンに水を入れ、重曹を小さじ2くらい入れて5分ほど沸騰させます。
- 火を止めてそのまま数時間放置します。
- あとは洗い流すだけです。もし、コゲが取れていなかったら、再度重曹を入れてこすります。
※鍋の外側のコゲは一回り大きな鍋に入れて同じように煮ると取れます。
※アルミ製の鍋は黒くなるので注意してくださいね。
その他の使い方
重曹の使い方はまだまだたくさんあります。
ガスレンジ周りやレンジフード
- 重曹と水を混ぜたペーストを作ります。
- このペーストをレンジやレンジフードに付けててしばらく放置します。
- ポロポロと剥がれてきたら、新聞紙や古布で取り除きます。
重曹ペーストは、重曹と水を3対1か2対1の割合です。この方法は軽い汚れの時におすすめです。頑固な汚れは専用洗剤を使うほうが簡単でキレイに落とせます。
電子レンジ庫内の汚れ
- 重曹大さじ2と水200㏄を耐熱カップに入れて混ぜ合わせてよく溶かします。
- 蓋をせずに500wで2~3分チン。
- 庫内や扉についた蒸気を拭きとります。
- 扉を開けて庫内を乾燥させます。
それでも取れない場合は、重曹を滑りやすくするために少しだけ水を加えたペーストでこすると、庫内の汚れがキレイに取れます。
クレンザーとして使う
- コーヒーや紅茶などの茶シブ、タバコのヤニも重曹で軽くこするだけでキレイに落とせます。
- 銀食器のくもりには平たいパットに熱湯1リットルに対して重曹大さじ3を入れて溶かします。その中に銀食器を入れて数時間から一晩放置します。そのあと、取り出して柔らかい布で磨きます。
※傷が付きやすいものには使わないほうがいいです。
消臭剤として使う
- 生臭さが残ったまな板には、重曹を振りかけてから洗うと取れます。手についた臭いも同時に取れますよ。
- 重曹1カップをカップなどの容器に入れ、蓋を開けたまま食器棚や消臭したい場所に置くだけです。約2か月ごとの交換が目安です。そのあとの重曹は掃除などに使えます。
- 台所のゴミ箱にも重曹を1カップ入れておくと臭いが少しやわらぎます。
重曹で掃除をするときの注意点
- 粒子が細かいので手の荒れしやすい人や傷のある人はゴム手袋を付けましょう。
- 漆器やなど柔らかい素材や傷が付きやすいものには使用は避けましょう。傷がつく恐れがあります。
- 目に入ったら、大量の水で流し、異常がある場合は医療機関に相談してください。
- 重曹は湿気に弱いのできちんとフタのできる容器で保管しましょう。湿気を吸うと固くなります。固くなってしまったら、割りばしなどでかき混ぜると再びサラサラに戻ります。
まとめ
キッチンでの重曹の使い方について紹介しましたが参考になるものがありましたでしょうか?我が家では重曹はキッチンに常備していて、お鍋のコゲにササっと、ゴミ箱にバサっと使っています。重曹は1キロ300円前後のものや100均にもあって値段も安いので試しに使ってみるのもいいですね。
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